地元のお客様O邸に、日立インバータポンプのメンテナンスにやってまいりました。今回は、ハネ・カバーの取替と砂取器の清掃です。
まず、ハネとカバーを取ります。
ハネは専用の工具で軸から抜き取ります。
新しいハネを付けるときは軸をいためないように慎重に叩き込みます。調整は先ほどの専用工具で行ないます。
次に、ポンプの手前についている砂取器のメンテナンスです。砂取器はその名の通り、地下からの砂や、配管から出る錆の塊もキャッチします。それらがハネに当ると、傷が入ったり、かみこんだりしてポンプをいためます。また、エアーがみなどの状況が水面の変化で判るので砂が上がらない所でも本当は付けておきたいものです。
写真のように、内部に光が入ると、光合成により藻が生えますので、カバーをして光を遮断しましょう。 プラスチックのカバーは硬化して割れやすくなるので、定期的に替えましょう。カバーからのエアーがみがけっこう多いです。
こちらのお客様は、給湯にエコキュートをご使用になってますが、地下水の場合、カルシウムや鉄分が多く含まれるので、上水道に比べて寿命が短いとされています。また、地下水だとエコキュートに延長保証が付けれないようです。
硬度の高いお水や、地下水をご使用のご家庭には、軟水器をおすすめします。
何故でしょう?
原因は硬水だと断定! 水の硬さは試薬で簡単に測定できます。
配管だけではありません。タンクはポットの大型版です!配管に詰まるガリガリの結晶が、タンクの中にだんだん蓄積していきます。松山市では、白水台・垣生方面が特に硬いようですが、そちら方面のお宅は器具など寿命が短いと思います。(地下水はほぼ硬水です)
だから!蒸気ボイラーには必ず、軟水器が付いているんです。水の中に、イオンとして溶け込んだカルシウム・マグネシウムの結晶が付着しないように