2009 年 9 月 3 日

彦八地蔵さん

Filed under: 日記 — syachou @ 8:17 PM

8月24日(月)                                                                     我が家の2階から見える杉の大木の根元にお地蔵様が祭られております。8月24日はこのお地蔵様のお祭り日です。地元では彦八地蔵さんと呼ばれています。

24日の朝、のぼりを2本取付けました。そして炊き込みご飯をおにぎりにして、すりつけ団子を作りお供えします。近所の方でお供えをして頂いた方にも作ったおにぎりとお団子をおすそ分けします。私の幼い頃からの行事ですが、話によると私の曾祖父さんが戦前に杉の木の近くの川から首のないお地蔵様を見つけ、それから祭るようになったそうです。

    

 [戦後50年記念誌 ふるさと浮穴より]

 森松中ノ町に樹齢がゆうに百年は超えていると思われる杉の大樹があり、その根元に彦八地蔵がある。子供たちの無事なる成長を願う、子育て地蔵として知られている。地蔵の由来は古文書もなく定かではないが、昔、やや小高くなっているこのあたり一帯の水田に水を引くことはなかなか大変なことであった。それを、努力と研究で成功させた「重松彦八」を祀ったと伝えられ、彦八地蔵という名でよばれている。いずれにしてもその歴史は古く、二百年も前のものといわれている。この地蔵については、途中で祭る人がいなくなり、いつしか姿を消していましたが、今から五十年ほど前、近くの川の中に捨てられていた首のないお地蔵様を見つけ、新しく首をつけて祭るようになった。そうした経緯からか、いつしかここから首つり馬が出るといった話が伝わっている 。ともあれ、今では、枯れかかった杉の古木も元気になり、昭和四十八年には地元の人々により「瓦堂」も置かれ地元の人々の信仰をあつめている。お参りをする人々の心のこもったお賽銭は、一年分をまとめ「歳末助け合い運動」に役立てられている。

 

 

 

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