肌の違和感、水まわりの汚れや故障は、水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分が原因です。硬度成分は、水まわりで必ず使う「石鹸・洗剤」を結合することで、石鹸カスが発生し、肌や衣類などあらゆるものみ薄い膜として付着、さまざまな悪影響を与えているのです。硬度成分の多い水を硬水、反対に少ないものを軟水と呼びます。
日本の水道水の平均硬度は、約60mg/ℓ。アメリカやヨーロッパの多くの地域では硬度200~400mg/ℓといわれており、それに比べるとずいぶんと飲み口が軟らかいことから、一般的に日本の水は軟水だという認識が高いようです。 しかし、下の図からもわかるように、硬度20mg/ℓでもさまざまな「水の困った」が起こります。高度の高い欧米では、軟水器を使用する家庭が多く、ホームセンターやスーパーなどで手軽に購入できます。洗濯機や冷蔵庫並に普及しており、一般的に硬度を極限的になくした水を使っているのです。
(参考/二本財団図書館「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」研究報)
硬度 mg/ℓ |
お風呂 | 台所 | 洗面所・その他 |
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60~ |
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40~60 |
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20~40 |
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水道水中に含まれている石灰分は硬度と呼ばれ、水道水中の全国平均は約50~60mg/Lあります。石灰分とはチョークの粉のような
成分で、手や肌を荒らすばかりか、水周り機器を徐々に汚していき掃除してもなかなかとれないクセモノと言われております。
ホームソフナーとは、これら洗う場面にふさわしくない硬度を出来る限り除去した「軟水」を提供することを目的に、ミウラで製造・販売している家庭用軟水気装置の総称です。
電気ポットの底やスチームアイロン、加湿器や鏡などにつく白い汚れは水道水に含まれている石灰分が再び姿を現したもので、よく誤解されるカルキ(塩素)とは無関係です。
同様の現象は、目に見えない部分、たとえば給湯器の内壁などにこびりついて機器の寿命を短くする一因となっています。
お風呂に浸かったり、せっけんの付いたタオルを洗面器に浸けたときに白いカスが浮いてきた経験はないでしょうか?
これがせっけんカスです。
せっけんカスは浴槽や洗い場全体に付着して落ちにくい汚れとなり、選択槽のカビ、衣類の黄ばみ、洗えば肌や髪にも付着するため
肌荒れ、かゆみ、髪のパサツキの原因になると言われております。
「美肌の湯」と言われる温泉に浸かると肌がすべすべします。理由は、水中にナトリウム成分が多く含まれていて、
石灰分が低いのが特長です。
ホームソフナーの軟水は、石灰分をほとんど除去すると同時にナトリウム成分も若干多くするため、美肌温泉と似た水質となります。
軟水はせっけんカスをほとんど作らないため、皮膚の代謝を活発にして、肌の老廃物の排出を助けるほか、入浴後はずっとポカポカして熱が引きにくいのも特長です。
肌に付着した膜は金属膜で入浴後もあまり縮みません。しかし皮膚や肌は乾燥するほどに縮んでしまいます。この縮み方のちがいが不快なツッパリ感になります。又肌の新陳代謝を妨げるなど皮膚障害の原因ともなっています。
煮物やごはんがおいしく炊けたり、茶葉やダシのエキスがとてもよく溶け出すので、お茶や紅茶の色がきれいに出て、味もまろやかになります。
雑味の少ない氷が出来るため、麦茶やお酒のロックにもオススメです。
この効果は、食品メーカ、酒造メーカ、飲料水メーカ、和菓子メーカ、製麺メーカなどで発揮されています。(味については、個人の好みの問題もあります。)